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2015.07.17

インターネットの影響?

前々回のブログで、ピケティの「給料の伸びよりも株や不動産などの資産が生み出す利益の方が大きい」という話が出てきましたので、今回はそれに乗じて、なぜそうなったのか?という私個人の見解を述べようと思います。

「労働より、お金がお金を生む」

このような図式が出来上がった原因の一つに、私はインターネットの普及・発達による所が大きく関わっているのではないかと考えております。

何故なら、お金は流動性のある場所を好む、水のようなものだと思うからです。

一昔前は株やFX・先物などの金融商品は、個人が参入するには敷居が高く、個人の資金とはあまり縁の無い存在でした。

それが、インターネットの普及・発達により取引が手軽になり、取引の方法・成功体験などの情報もネットを通じて共有されやすくなりました。

そうなると、株や先物など金融商品の取引に対する敷居が一気に下がります。

個人の資金と金融市場の水路が整備されたことで、今まで銀行などに溜まっていた個人資金が金融市場に流れ込み、金融商品に大きな流動性が生まれました。

金融市場に沢山のお金が集まることで、ヘッジファンドなど機関投資家が、より大きな利益を生み出せるようになり、さらにその莫大な利益が、富裕層など大口の顧客に分配されていき、お金がお金を生むサイクルに拍車がかかっていった・・・これが、ネットの普及・発達がピケティの式に大きく関わっていると思う私の見解です。

しかし、ここまで言っておきながら、私自身ピケティのことは雑誌の紹介などでちょっと見ただけで、詳しいことは知りません。
ネットの発達でこうなったと証明する資料などは何もないですし、ここまでの仮説は全て私個人の勝手な想像になります。

身近になったインターネットですが、こうやっていつもと違う視点から見てみるのも面白いなと思います。

 

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高倉