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2015.08.26

答えは一体?

先日、滋賀県の大津港にて開催された
「肉サミット」という地域イベントに出向きました。

B級グルメ、ゆるキャラ、地域商品券、ふるさと納税など、
地域資源を有効活用することによる町おこしが盛んになっています。

当社が運営する教室でも、新規受講生を集客することにプロモーションを行いますが、 周辺地域の潜在的受講生が、教室まで足を運んで下さるまでにはいくつかのアクションがあります。

①チラシ等の宣伝媒体を手にする、またはホームページを検索しようとする。
②チラシやホームページにざっくりと目を通す。
③宣伝内容に興味関心を示される
(興味関心がない場合、ここでアクションは終了)
④教室へ電話での問合せをする
(興味関心があっても、電話問合せに至らない場合③でアクションが終了しているのと等しい)
⑤無料体験学習と説明会参加

ここで私が着目するのは、③の宣伝内容に興味関心を示された方が、
④の電話問合せをするというアクションにまで至らないケースです。

なぜ、④のアクションが活性されないのでしょう。

興味関心を抱いても、「電話問合せするのは面倒」、「また時間のあるときに」など、
そこにニーズ(それを欲しているが消費者の方でそれが満たされていないもの)はあるが、
③から④にいたるまでの「道」がない、もしくはそれがハッキリとした道として認識できない、また、「あと1つ背中押されるもの」がない、もしくはその力が弱いのではないかと考えます。

私は、市や周辺企業といった集団が、「肉サミット」という地域イベントの開催を通じ、
市は周辺地域に、周辺企業は自社に、一体、どのような便益をもたらそうとしたのか、
その狙いや目的というものが必ずあるだろうと考えました。

食肉を取り扱う業者や、さらに上流工程の生産者側が
ブース出店する1つの理由は「地域ブランドの浸透」だと思います。
いうなれば、「知名度向上による売上増と地域経済の活性」が
その1つだろうということまでは考えました。

しかし、市や周辺企業は一体…

ただ、私がこれまでと同様、今後も考えていかなければならないことは、
潜在的受講生に対する、上記③から④にいたるまでの「道作り」と「あと1つの背中押し」。

多くの人が来場していた「肉サミット」のような大盛況ぶりを見せる教室にしていかなければと、石垣島きたうち牧場のプレミアムバーガーを、1つまるごといただきました。

DCIM1142

中嶋