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2015.08.25

結果を出さなければ意味がないということ

ある会社の社長の言葉です。

『努力することに意味があるなどと言うのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない。いや、そう考えるしかないのである。圧倒的努力とは何か。人が寝ているときに寝ないで働く。人が休んでいるときに休まずに働く。どこから手をつけたらいいのか解らない膨大な仕事に、手をつけてやり切る。
「無理だ」「不可能だ」と人があきらめる仕事を敢えて選び、その仕事をねじ伏せる。人があきらめたとしても、自分だけはあきらめない。 こうした圧倒的努力は、当然のことながら苦難を極める。辛さでのたうち廻り、連日悪夢にうなされることもしばしばだ。
だが、僕は圧倒的努力をやめない。覚悟を決め、自分がやるべき仕事と対座する。憂鬱でなければ、仕事じゃない。
毎日辛くて、毎日憂鬱な仕事をやり切った時、結果は厳然とあらわれる。』

このようなことを書くと、

「僕たちは真面目にやれることを全部やりきって、頑張って働いているんだ。努力をしているのだから評価されるべきだ。
結果では分からない努力の評価を軽んじるべきではない。どう頑張っても結果が出ない奴まで否定するのか。
結果が出ないからって努力をしてないっていえるのか。
井上はそんな人じゃなかったのに、井上は変わってしまった!!」

などと言う声が聞こえてきそうですが・・・。
疎まれても、嫌われても、私としては「結果が良ければ、全て良し」の一言で片付きます。

社員は働けば給料が貰えます。しかし、会社はその給料が何処から出るのでしょうか。
給料とは、会社の収益から出ています。会社が儲からなければ、給料を出す事ができなくなります。もちろん賞与などというのは無理だということは当然です。
利益が出ていない会社に、銀行がお金を貸す事はありませんので、人件費を払う事は相当厳しいのです。
働くという事は、会社に利益を出させるという事です。利益から分配された給料を貰うのですから、当然です。
しかし、利益は出せないけど頑張っているのだから給料を出せ、と言われても無理でしょう。

私社長である井上、および社長の分身である役員は、結果責任を取らなければなりませ ん。どのような言い訳をしても結果を残せなければ経営者として失格であ り、企業を永続させることはできません。

オフィス奏の経営理念である『共存共栄』を私自身もしっかりと肝に銘じて、結果を出す仕事をしていきます。

井上