便利なExcelマクロ ~その1~

皆さんはマクロをご存知でしょうか?

マクロはVBAを使って作成したプログラムのことです。

ではVBAとは何かと言えば、正式にはMicrosoft Visual Basic for Applicationsと言い Office製品でマクロを開発するために使うプログラミング言語のことです。

 

マクロはどういうときに使う?

例えばエクセルでデータを修正するときに何度も同じ操作を繰り返さないといけなかったり、 毎日、あるいは毎週毎月、やることが決まっているのに、そのたびに同じ操作をやらなければならない時があります。

マクロを使えば一度行った操作を記録でき、ボタン一つですぐに呼び出すことができるので、決まりきった操作を自動化できるのです。

しかし、VBAはプログラミング言語で、習得にはそれなりの勉強が必要です。

そんな方のために、便利な「マクロの記録」機能があります。

 

マクロの記録

この機能を使えば、プログラミングをしなくても簡単な作業を自動化できます。

マクロの記録ボタンは開発タブにありますが、開発タブが見当たらない場合は「オプション」「リボンのユーザー設定」から、開発タブを表示するように設定する必要があります。

 

記録を行う流れは3つ

1.マクロの記録ボタンをクリック(お好みのマクロ名を付ける)

2.登録したい操作を実際に行う

3.記録終了ボタンをクリック

 

これで何度でも同じ動きを再現できるマクロが完成します。

操作を登録する際は、書式を設定するものはもちろん、セル移動やスクロール、印刷の実行まで全て記録してくれます。

ただ、登録中に不要な動作をしてしまうとその動きまで登録してしまうので、むやみなスクロールや操作ミスをしない様に気をつけましょう。

 

登録したマクロを呼び出すには開発タブの「マクロ」から実行、もしくは同じく開発タブのコントロールグループの「挿入」からボタンを入れて、クリックするとマクロが作動する設定にするのがポピュラーです。

 

次回「便利なExcelマクロ ~その2~」では、実際に簡単なマクロを記録してみます。

便利なマクロをぜひ使いこなしましょう^^