次に炎上するのはどんな話題? SNS未来予測

Twitterを眺めていて予想外な人や商品一見意味不明な単語が話題になっていて困惑したことはありませんか?

テレビで芸能人が勧めた商品に飛びつくのは分かりますが、SNS上では「なぜそれが今話題なの?」と感じてしまう話題も多いのが事実です。

 

そんな予測できない今の時代、企業がマーケティングにSNSを活用するのは当たり前になっているようです。

「次にどのトレンドが話題になるか」、あるいは「何が炎上するか」は企業にとって重要な情報になります。

しかし、「未来の話題」は簡単に予測できるものなのでしょうか?

あるデータ分析会社が拡散される話題の未来予測について、研究を始めました。

 

SNS拡散の予測研究

研究を始めたのは、ネット情報のモニタリングや分析を手掛けるワイズワークスプロジェクト(東京都中央区)。

先日、「SNSエンゲージメント分析による情報分析研究」のスタートを発表しました。

研究ではTwitterなどのSNS上で、あるテーマが将来どれくらい話題になっていくのかを予測します。

直近では、例えば2~3週間後にどんなテーマが話題になっているのかなども予測します。

SNS上で何が話題かを分析する企業はありますが、詳細な「予測」まで踏み込んだ例は珍しいようです。

 

研究方法

同社はもともと、顧客企業がネット上に出した広告やプレスリリースなどの情報がSNS上でどれだけ反響があったかを収集・分析してきました。

今回の研究では、蓄積してきたこれらの情報を分析して、特にその情報がTwitterであればどれくらい「リツイート」されたかに着目するようです。

過去の「どんなテーマがどうSNS上で話題になったか」というビッグデータを解析していくことで、未来の話題を予測していきます。

 

炎上対策にも効果

また、この研究はマーケティングだけでなく、企業の炎上対策にも役立つと見られています。

どういう話題がどれだけ拡散されるかが分かることで、例えば不祥事を起こしてしまった企業の投稿による影響が予測しやすくなるというわけです。

SNSの反響が予測出来れば、ポジティブな面とネガティブな面、両方に対して効果があるというのは面白いですね!

 

はたして、SNSで何の話題で盛り上がるのかを完全に予知できる日は来るのでしょうか?