たった1文字でiPhoneをクラッシュさせるバグが発覚
皆さん、こんにちは!滋賀県草津市の 草津商工会議所パソコン教室 です。
iPhoneにインドで使われている特定の言語のテキストを受信すると、メッセージアプリがクラッシュしてしまう新たなバグが発見されました。
これまでiPhoneには特定の文字列やURLを受信することでクラッシュするバグがいくつか存在しましたが、今回は文字を1文字受信するだけでクラッシュします。
その原因となる言語は、インド東南部で公用語になっている「テルグ語」。
インドの全人口の5%にあたる約7000万人が利用している言語に含まれる文字です。
このテルグ語で使われている文字をSMSやFacebookなどで受け取るとアプリがクラッシュしてしまうことを、イタリアのメディア『MobileWorld』が発見しました。
テルグ語は、こんな感じの言語です。
自動的に再起動するまで触ってはいけない
このバグの恐ろしいところは、クラッシュに驚いて手動で再起動をかけてしまうと端末が再起動のループ状態に入り、操作不能に陥ってしまう点です。
加えて、「iOSの通知」にこの文字を表示させることでiOS自体をクラッシュさせることも可能だといいます。
この状態からiPhoneを復旧させるには、「DFUモード」と呼ばれるPCの『iTunes』を使ったバックアップからの復元しかありません。
つまりPCが手元にないとアウトになってしまいます。
『iOS 11.3』ベータ版で修正済み
なお、Appleはこのバグについてすでに確認しているようで、開発者向けにリリースされている『iOS 11.3』ベータ版では修正されているとのことです。
iOS 11.3の配信がいつになるかは分かりませんが、それまではクラッシュしたとしても自動的に再起動が終わるまで待つようにしましょう。
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2月19日(月)
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