名古屋商工会議所パソコン教室

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9/7 パソコンの「高速スタートアップ」について

windows8 以降から高速スタートアップが実装されています。名前のとおりパソコンの起動を高速化する目的の機能です。

 

windows10も高速スタートアップは初期設定でオンになっていますので、古いパソコンから移行した方にとっては助かっている機能だと思われます。基本的に電源は切らずに「スリープ」にしているという方にはあまりなじみはないかもしれません。

 

どうやって高速化しているのか不思議ですよね。簡単に説明すると以下のとおりです。

パソコンの起動には様々なプロセスを経ており、その中に「デバイス・ドライバのロード・初期化」という処理があります。これは起動する際に数十個のデバイスやドライバをロードするもので、新しいデバイスを追加する度に初期化に要する時間はますます増えていきます。
そこで、起動時に初期化するのを止め、代わりに前回終了時の状態(シャットダウン直前のメモリやCPUの状態)を休止状態として保存しておき、起動時には休止状態から復帰させて高速化しています。ここに少し落とし穴があります。

つまり、前回終了時のデバイス構成や状態が同じであることが前提ですので、環境を変えることにより不具合が生じる可能性があるのです。例えばUSBなどのデバイスは自動的に検出され、ドライバがインストールされますので問題ありませんが、物理メモリやディスクなどを増設したような場合には、増設したデバイスが見つからずエラーになることがあります。

 

また別の問題として、パソコンをシャットダウンしたはずなのに、いつの間にか再起動している、という経験をされた方もいるかもしれません。これは高速スタートアップが原因となっている場合がありますので、機能をオフにすることで解消されることもよく聞きます。

 

以上のように確かに便利な機能ですが、パソコンの構成や環境によってはオフにした方が良い場合もありますので、初期設定がオンだからと言ってそれがベストとは言えません。パソコンの環境に合わせてカスタマイズしていきましょう!

 

ちなみに高速スタートアップをオフにするには、以下の手順で設定できます。

1.「スタート」から「設定」をクリック

 

 

2.システムを選択します

 

3.電源とスリープ → 電源の追加設定をクリック

 

4.電源ボタンの動作の選択をクリック

 

5.現在利用可能ではない設定を変更します → 「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスを外します

 

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