キャッシュカード不要、スマホでATM

KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資するじぶん銀行は、キャッシュカードなしで全国のセブン銀行ATMから現金を入出金できるサービスを27日10時にスタートすると発表しました。

キャッシュカードの代わりにスマートフォンアプリ(iOS/Android)を利用します。

20~30代の“スマホ世代”がターゲットです。

 

じぶん銀行の公式アプリをキャッシュカードの代わりに利用できる“キャッシュカードレス”サービス、名前は「スマホATM」といいます。

全国のセブン-イレブン店舗に設置されているATM(セブン銀行ATM)画面に表示されるQRコードをアプリで読み取り、暗証番号を入力すると入出金が行えます。

QRコードを採用することで、利用できるスマートフォン端末の幅を広げ、ATMのハードウェア改修が不要なのがメリットです。

全国約2万3000台のセブン銀行ATMで利用できるといいます。

 

セキュリティ対策として、アプリ立ち上げ時に4桁のパスワードを求める仕組みを用意。

スマホ本体のロック機能や通信キャリアが提供している端末の遠隔ロック機能との組み合わせで、万一の端末盗難・紛失時にも第三者の不正利用リスクを抑えられるとしています。

 

キャッシュカードを財布から取り出す手間を考えれば、利便性は高くなります。

便利になればなるほど紛失時のリスクも大きくなりますが、その点の配慮も嬉しいですね。