ファイルの復元

ファイルを開こうとしたらエラーメッセージが表示されて開けなかった。
別の開き方で試しても、パソコンを再起動しても開けず、
最初からデータを作り直す羽目になってしまった・・・。
そんな経験はありませんか?
1つのファイルが破損して開けなくなることで、
先に進むことができなくなってしまうこともあります。

もしファイルが壊れて開かなくなってしまったら・・・
まず最初に、ゴミ箱の中身を確認しましょう。

削除した編集前のファイルがゴミ箱に残っていることがあります。
(ゴミ箱はしばらく残しておくことも大切です。)

ファイルが壊れてしまう原因

保存中の操作ミス
USBなどメディアの劣化によるもの
OSやアプリケーションのバグによるもの
ファイル名の変更をするときに拡張子を消してしまった等々が考えられます。

修復作業に取り掛かる前には、
必ず別のフォルダに複数バックアップを取っておきます。
破損ファイルを修復しようとした結果、
ファイルがさらに壊れてしまう可能性があるため、
最悪の事態を防止できます。

別のアプリケーションを利用して開いてみる

ファイルによっては、別のアプリケーションから開くことができる場合もあります
特に画像ファイルや動画ファイルにそういったケースが多いようです。
拡張子を変更したり、別のアプリケーションを選択したりするなどして、
開けるか試してみましょう。
中でも、Wordファイルの場合は、うっかり名前の変更をするときに
消してしまった拡張子「.doc」を入力することで開く可能性が高まります。
その際、ファイルの中身は文字化けする場合があるのでチェックしましょう。

WordやExcelなどは、自動バックアップが10分間隔に設定されています。
自動バックアップの間隔を短くすることでリスクの低減につながります。

大切なファイルは、事前にバックアップを取っておくことが何よりも大切です。
時間の経過とともに起こるメディアの劣化は避けようがありませんが、
もし、ファイルが壊れてしまった場合は、諦める前に復元を試みてください。