高齢者を狙うネット詐欺
スマホを利用した高齢者への詐欺事件が多発しています。
手口の1例
・スマホでブランド商品の直営店サイトから欲しい商品を買おうとしたところ
売り切れだったため、ネット検索で同じ商品を見つけ販売店の住所、電話を確認し
信用して購入した。
・口座に振り込みをすると「入金を確認しましたので、すぐに発注します」と
返信メールが届いた。
・何日たっても商品は届くことはなく、詐欺と気づいた。
このような事件が実際にありました。
偽のホームページに誘導される詐欺の被害が増加する背景にはガラケーから
スマホに移行したことが原因と考えられています。
ガラケーはテキスト形式になっていたのでURLの表示が異常に長く
アルファベットと数字が雑に混在していたので詐欺のアドレスとすぐにわかりました。
しかし、スマホでは自由にアドレスを使えるようになり、
デザインもよく実際にある企業の名前を騙るのも
偽リンクへの誘導も簡単にできるようになってしまったことが被害増加の原因のようです。
2017年には保有する通信機器の75%がスマホとなり固定電話やパソコンを抜き、
スマホでネットをする55%が60歳以上のため、高齢者の詐欺に関するネット犯罪の
問い合わせが年々増加し続けています。
このような
高齢者のスマホに対する不安や巧妙な手口の被害から守るために
NPO法人DLIS(デジタルリテラシー向上機構)では
『 https://peraichi.com/landing_pages/view/dlis 』
高齢者をターゲットにした不正サイトや架空請求メールの情報を発信し、
実際に被害にあった人の相談にのっています。
被害額が少ないと支払ってしまうケースもあり、
一度ネット詐欺にあうと情報が流れ、二次被害にあう恐れもあります。
身に覚えのないメールや架空請求メールが届いたら周りの人に相談するか
NPO法人DLISに相談をしてください。