【Excel】年齢の自動計算

Excelでは誕生日から年齢を計算することができます。

その計算には「DATEDIF(デイトディフ)」関数を使うという方が多いのではないでしょうか。この関数は指定した期間の「年」などといった、さまざまな部分を抽出できます。

ただし、これはExcelより前にあった「Lotus1-2-3」との互換のためか、特定の条件で不具合が生じることがあり、関数のオートコンプリートには表示されませんので、自分で最初から最後まで関数の入力をする必要があります。

 

もう一つは「YEARFRAC(イヤーフラクション)」関数を使う方法があります。これは指定した期間の全日数が1年に占める割合を計算します。これは関数を入力していくとサジェストに表示されますので、ダイアログボックスの入力支援を使用して作成できるのがDATEDIFとの大きな違いです。

ただし、20年6カ月は「20.5」と計算されますので、年齢を表示させるには「INT」や「ROUNDDOWN」を使い小数部分を切り捨てる必要があります。

 

 

実際に関数を作成してみると下の画像のようになります。

どちらも2つ目までの引数は「開始日」と「終了日」にあたり

「DATEDIF」関数は表示する単位を「年」に指定するため「”Y”」を入力しています。

「YEARFRAC」関数は本来3つ目の引数が必要で、そこで1年の周期を360日か365日などに指定できますが、省略すると365日周期になります。