ドライブレコーダー「録画されていない!?」 

国民生活センターは、運転中の状況を映像で記録できるドライブレコーダーのデータを確認したら録画されていなかった、という相談が増えていると発表しました。

 

記録媒体のSDカードに原因があるとみられる事例があり、「カードの定期的な初期化や、新品交換が必要」と注意を呼びかけています。

 

2017年度、ドライブレコーダーの映像が記録されていないという相談は、全国の消費生活相談窓口に34件寄せられました。
2013年度の6件から、年々増えており「事故にあったが、当時の映像が録画されていなかった」といった事例が多いとのことです。

 

ドライブレコーダーはエンジンが動いている時の映像を記録します。

記録媒体のSDカードの容量がいっぱいに達すると、自動的に上書きするものが主流です。
メーカーによっては衝撃を検知して、事故時の映像が上書きされないようにする機能もあります。

しかし、運転中の映像を常に録画しているため、他のカメラ製品と比べて、SDカードが劣化しやすいです。

初期化や交換の目安は製品によって異なるため、取扱説明書などを参照にいざという時のためにも定期的に確認を心がけましょう。