EU 携帯充電端子の域内統一化で合意

欧州連合(EU)加盟国と議員は、世界で初めて携帯電話やタブレット、カメラの充電端子充電端子について、規格を「USBタイプC」の規格統一化で合意しました。

これを受け、米アップルは2024年までに欧州で販売する「iPhone(アイフォーン)」の充電器端子「ライトニング」端子を変更する必要があります。

 

新ルールの対象となるのは「小型・中型の携帯電子機器」です。

携帯電話 ・タブレット ・ヘッドフォン、ヘッドセット ・手持ちのビデオゲーム機 ・ポータブルスピーカー など有線ケーブルを使って充電する機器は、メーカーを問わず「USBタイプC」を搭載しなければならなくなります。

ノートパソコンにも同様に適用され、メーカーには新ルール施行後40カ月の移行期間が設けられます。

 

欧州委は10年以上にわたって携帯充電端子の共通化を推進してきました。

その背景にはiPhoneやアンドロイド搭載のスマートフォンの利用者から、それぞれに異なる充電器を使わなければならないとの苦情があったためです。