メタバースの世界

メタバースとは、メタ (meta) と ユニバース (universe) の 合成語 で、インターネット 上の 仮想世界 のことをいい、昨年から急速にメディアで取り上げられるようになりました。

 

メタバースはVR(バーチャルリアリティー・仮想現実)の技術を使った特殊な世界だと思われがちですが、実は身近なところにあります。
それが任天堂の大ヒットゲームあつまれ どうぶつの森略してあつ森です。

コロナ禍に見舞われた2020年春に登場し、今もブームが続いています。
アバター(分身)を操って移住先の無人島で魚釣りや虫取りを楽しみ、木材や石材などを集め家具などを作り、 悠々自適な島暮らしを楽しむのが人気となっています。

他のプレーヤーの島に訪問することもでき、資材の交換やチャット機能を使った会話もできます。 コロナ禍で外出が制限される中、新たな交流ツールとしても注目を集めています。

あつ森の島にはプレーヤーの個性がでるので、リアルで仲良くなるきかっけにもなると経験した人達は言っています。

 

メタバースは、仮想空間でインターネットを使い他者と交流し、感覚や体験を共有することができ、ゲーム内の環境に合わせて自由に時を過ごすこともできます。

距離や時間を省き、あこがれの存在との交流を可能にしたり、仮想の味や香りを本物のように感じるなどアバターの微妙な表情を表現する研究が進められています。

 

離れたところにいる友人や家族と一緒に食事や旅行をしたり、観劇やコンサートに行ったり、ゲームに限らず、この仮想空間でのエンタメは、今後さらに拡大していきそうな気がします。