クレジットカード未使用でも被害

国内で発行されたクレジットカードの不正利用が1997年以降で最悪の被害がありました。
カード番号の規則性を悪用し、他人の番号を割り出す「クレジットマスター」という新手だそうです。

度も使用していないカードが不正利用されることもあり、カード会社は覚えのない請求がないか利用状況を確認してほしいと呼びかけています。

 

実際にあった事案の1つに
「インターネット通販で30万円の電化製品を買いましたか」とカード会社から問い合わせがありましたが、そのカードを最後に使用したのは3年前で、ネットで使ったこともなく、全く知らない買い物だったため、その請求は免れたとのことです。

 

クレジットカード番号の多くは一定の規則に基づき16桁の番号が割り振られています。

犯罪者は16桁のカード番号を作成し、有効期限の年月日、セキュリティーコードの数字を変えながら決済の承認が得られるまで組み合わせを導きだし、通販サイトで高額の商品を購入し、転売して金銭を手に入れているようです。

 

最近は、ポイントカードとクレジットカードが一緒になったものが増えています。

使うクレジットカードは最小限にして、利用状況確認と使っていないカードは悪用される前に解約した方が良さそうですね。