Windows10の自動メンテナンスの注意点
Windows10には、システムの不具合を検出するための「自動メンテナンス」機能が搭載されています。
この機能は、ソフトウェアの更新やセキュリティスキャン、システム診断などを、毎日実行してくれるとても優秀な機能です。
しかし標準設定では、午前2時に実行するように設定されています。
この時間、例えば午前2時にパソコンの電源が「オフ」になっていると、自動メンテナンス機能は実施されません。
では、いつ実施されるのかというと、パソコンを起動しアイドル状態(電源は「オン」になっているけど使っていない状態)のとき、勝手に実行されてしまうのです。
そのため、いざパソコンを使おうと思ったとき、システムが重くなり、操作に支障をきたすことがあります。
この問題を解決するには、自動メンテナンスの時間を変更する必要があります。
★ 自動メンテナンスの時間を変更する方法
①[コントロールパネル]を開きます。
②[セキュリティとセキュリティ]をクリックします。
③[システムとメンテナンス]をクリックします。
④[メンテナンス]項目の右側にある[V]をクリックして展開します。
⑤[自動メンテナンス]欄の[メンテナンス設定の変更]をクリックします。
⑥[自動メンテナンス]画面が開きます。
⑦[メンテナンスタスクの実行時刻]の時刻を、標準設定の午前2時(2:00)から、
任意の時価帯に変更します。
⑧[OK]をクリックします。
パソコンを使用されている時間帯で、比較的影響のない時間を選びましょう。
なお、パソコンがスリープ状態のときに勝手に自動メンテナンスしたくない方は、
[自動メンテナンス]画面の[スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する]のチェックを外しておけば大丈夫です。