アジア各地で発生「リバースビッシング」

銀行などのお店の情報や電話番号などを調べる際に
インターネットを利用する方も多いと思います。
今回はそんな方に是非気を付けていただきたい
振込詐欺「リバースビッシング」についてのお話です。

 

振込詐欺と言えば通常は
犯人側が銀行などを名乗り電話をかけるものと認知されていますが、
リバースビッシングは逆に被害者が犯人の電話番号に発信することが特徴です。

 

Googleマップには誤った情報が記載されている場合、
利用者が訂正情報を提案できる仕組みがあります。
これを悪用し、犯人は地図上に表示される銀行の電話番号を勝手に改ざんします。
利用者がその番号に電話をすると、悪意を持った犯人につながってしまいます。

 

犯人側が銀行の暗証番号などを聞き出す点は一般的な詐欺と同じですが、
利用者は自ら銀行だと思って電話をかけているため
まさか自分が騙されているとは気が付きにくいそうです。

 

このリバースビッシングは主にインドで横行していましたが、
最近になってアジア太平洋地域に広がっているとのこと。

 

日本ではまだあまり聞かない手法ですが、
今後似たような詐欺が横行する可能性もあるため
・公式サイトなど他の情報も確認する
・万が一暗証番号などを聞かれたらすぐに答えない など
十分に注意する必要がありそうです。