AI技術を使った視覚障害者向け歩行サポートシステム

金沢工業大学工学部松井くにお教授の研究チームが、AI(人工知能)技術を使った視覚障害者向け歩行サポートシステムの実証実験を1月12日に金沢駅で始めたようです。どういうものかというと、コード化された点字ブロックをカメラで読み取ると、行き先を音声で案内してくれるとのことです。
カメラで点字ブロックのコードを読み取ると、AIが画像を認識し、行き先や施設の情報などを音声で案内してくれるもようです。例えば「右は駅改札方向です。左はバス乗り場方向です」など、被験者が向かってくる方角によって案内の内容も変わとのことで、どの方角から来ても問題無く案内してくれるみたいです。
実験では、25個の点を組み合わせて“コード化した”疑似点字ブロックを使用しておりましたが、実験責任者の教授は、今後は本物の点字ブロックもコード化したいと仰っていたそうです。