Amazonのレビューを信じますか?

こんにちは!寒川町商工会パソコン教室です。

 
先日、デジタルショッパー総合研究所が「アマゾンモール内購入レビューに関するアンケート」の結果を発表しました。調査は昨年12月21日~23日ににインターネット上で実施、日本在住の20~69歳の男女500人から回答を得たという事です。

 

アマゾンレビューの信用度を

「全体的に信用」
「購入者のみのレビューを見る」
「良いレビューを見る」
「悪いレビューを見る」

の4つに分け、それぞれ5段階評価で調査し、世帯年収別に集計しました。

「レビューを全体的に信用しており、悪いレビューはあまり見ない」傾向が最も強かったのは「世帯年収600~800万円未満」の人でした。一方で、「悪いレビューをよく見て、全体的にレビューは信用していない」という傾向が最も強かったのは、「世帯年収1500~2000万円未満」でした。ネガティブなレビューを中心に信用しているのは、続いて「世帯年収1000~1200万円未満」、「世帯年収800~1000万円未満」だそうです。年収が多い方はレビューをあまり信用しない傾向ですね。

 

付随して、興味深いアンケート結果も出ています。

各世帯年収別に、アマゾンにおいて不安、躊躇となり得るレビュー点数を聞いてみたところ、「世帯収入600~800万円未満」では「4~5点未満」(6.58%)、「3~4点未満」(22.81%)と高い点数に不安を感じる傾向が強かったとの事。一方で、「世帯年収1500~2000万円未満」では、「1~2点未満」(23.08%)、「1点未満」(3.85%)と低い点数に不安を感じる傾向が強いようです。「世帯年収2000万円以上」の高所得世帯は、「レビュー点数を気にしない」傾向が強いという結果となりました。

 

「世帯収入600~800万円未満」の方達は信用する傾向があるのですが、高い点数は信用しないという一見矛盾した結果が出ています。これには理由があり、高い点数が操作されている可能性があると感じているからではないでしょうか。レビューをよく見てみると怪しい日本語の文が多くあり、そういったレビューに限って高得点である事が多い傾向があります。全てが当てはまるというわけではありませんが、そういった商品は極端に低いレビューや苦情が書き込まれている事がままあります。どちらが正しいレビューなのかは各個人で判断するしかないのですが、良く見極めた後に注文される方が良いでしょう。

 

ちなみに衝動買いの頻度を聞いた結果も出ています。「世帯収入600~800万円未満」の家庭は「全くしない」(14.08%)、「あまりないがたまにする」(38.03%)と、慎重な姿勢です。逆に「週1回以上ある」(33.33%)、「2~3週間に1回程度ある」(22.22%)と衝動買いの頻度が最も多かったのは「世帯収入1500~2000万円未満」の家庭という結果となりました。