新幹線でオンライン会議

新型コロナウイルスの影響で新幹線の利用客の回復が遅れる中、JR各社は車両の喫煙室を改装してオンライン会議ができる個室を設けるなど、ビジネス客向けのサービスを強化しています。

 

JR東海とJR西日本は、東海道新幹線と山陽新幹線の一部の車両に個室の「ビジネスブース」を今月から試験的に設けました。喫煙室を改装した個室にはテーブルやいす、コンセントが備え付けられていてオンライン会議もできるようにしています。個室に近い車両の乗客の利用を想定していて1回につき30分間、無料としています。また、JR東日本東北新幹線や北陸新幹線などスマートフォンの充電器を貸し出す車両を設けています。

 

新型コロナウイルスのまん延により利用客の回復が遅れる中、ビジネス客向けのサービスを強化する動きが広がっています。一日も早い経済の回復が望まれますが、こういったサービスの拡充は歓迎したい所です。