2017年が始まりました!

新年あけましておめでとうございます!宝塚商工会議所パソコン教室です!

昨日、今日が仕事始めという方も多いはず。

パソコン教室も今日から新年の営業開始です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

新年がはじまり、ご自身のパソコンの中身を一度見直して、速度アップを図るのも良いかも‥ということで、ちょっとした工夫で、再び新品みたいな使い心地を取り戻すためにどんな方法があるのか、いくつかご紹介します。

 

1.インストールは最低限に

そもそも、パフォーマンスが落ちてしまう最大の原因は、次々とインストールしていく(されていく)ソフトウェアやプラグインの拡張機能にあります。

知らないうちに、システムのリソースが奪われていって、スローダウンしていきます。

便利だからとインストールをする前に、オンラインで代用できるものではないか、パソコン本体のHDDにインストールしなくても、USBメモリーからでも起動できるものではないか、など実際にインストールをする前に少し立ち止まって考えてみましょう。

 

2.勝手にソフトを起動させない

自分でインストールしたかどうかに関わりなく、WindowsでもmacOSでも、多くのソフトウェアが、パソコンを起動すると同時に自動的に立ち上がります。

これが起動スピードを遅くし、起動後の動作を重くする大きな原因でもあるのです。

ためしにWindows10ならば、タスクマネージャーのスタートアップタブから、どれだけ多くのプログラムが、起動時に自動実行されてしまっているかを確かめてみましょう。

Windows7の場合はスタートボタンを押して「プログラムとファイルの検索」に「msconfig.exe」と入力してスタートアップタブを調べてみて下さい。

macOSであれば、システム環境設定のユーザとグループから、ログイン項目をチェックしてみます。

ここに並ぶものを減らせば減らすほど、コンピューター上のメモリ消費が抑えられます。

普段使わないのに勝手に起動していた、必要な時だけ自分で起動したい、などのソフトをどんどんスタートアップから外していきましょう。

 

3.セキュリティ対策は万全に

当然ながら、コンピューターに害をおよぼすマルウェア(悪意のあるソフトのこと)があると、パフォーマンスの低下は避けられません。

明らかにウイルスとして検出されるものもありますが、最近では、正規のソフトウェアに付属されて、各種データを自動収集しながらシステムを圧迫する種類も増えているので、油断はできません。

これまで挙げてきた、インストールしたソフトウェアや起動時に自動実行されるプログラムの管理などは、自分で進めることは可能です。

しかし、セキュリティ対策となると、やはり専用のソフトを利用することが必要になるでしょう。

正体不明のソフトウェアといっしょにマルウェアがインストールされるケースが相次いでいるので、お金をケチってフリーソフトばかりを使用するのは控えたほうが賢明でしょう。

 

4.アップデートはこまめに

インストールされた各種プログラムは最新の状態に保つよう努力することが大切です。

アップデートによって、セキュリティ上の不具合が解消されるばかりか、コードの実行が最適化され、システム全体のパフォーマンスが改善することは少なくありません。

多くのアプリが、いまは自動でアップデートされていく仕組みを採用していますが、たまにはアプリストアへ接続して、自分でアップデートをチェックしてみるのがよいでしょう。

 

5.出荷状態に戻すのもあり

以上の方法は、いずれも基本であり、すでに定期的にやっているという方も少なくないでしょう。

それでもパフォーマンスが回復しないという場合、最もおすすめなのが、強制的にコンピューターをリセットし、購入時の状態に復元させることです。

いまはWindowsにもmacOSにも、最新バージョンには、簡単にコンピューターを初期の出荷状態に戻すことができるオプションが用意されています。

わざわざデータをバックアップせずとも、システムまわりだけをリセットしてくれるようになっているので、それほど難しい作業ではありません。

面倒くさがらず、節目節目にメンテナンスの一環でやってみることをおすすめします。

もちろん、万が一のこともあるので、きちんと大切なデータはバックアップを取ってからが前提です。

 

このように、パソコンのパフォーマンスを維持するための養生を定期的にすることが大切です。

今年もパソコンライフを楽しみましょう!