Excelでランダムパスワード作成

 

皆さん、こんにちは!兵庫県 宝塚市の 宝塚商工会議所パソコン教室 です。

 

ランダムな文字列でパスワードを作成したい場合、乱数を利用して作成することが多いかもしれません。

 

Excelで乱数を求める関数は「RAND」や「RANDBETWEEN」で、この場合は「RANDBETWEEN」を使うと便利です。

今回はそれに加えて「MID」「LEN」の3つの関数を用いてランダムパスワードを作成してみます。

 

■RANDBETWEEN

「=randbetween(最小値,最大値)」と入力すると範囲内の整数をランダムに返します。

「=randbetween(1,10)」であれば整数の1~10の乱数を得られます。

 

■MID

「=mid(文字列,開始位置,文字数)」は、ある文字列の指定した開始地点から、指定した文字数で返してくれます。

「=mid(“abcde”,3,2)」なら「abcde」の3番目の文字「c」からの2文字「cd」を返します。

 

■LEN

「=len(文字列)」で指定した文字列の文字数がいくつかを返す関数です。

「=len(“abcde”)」と入力すると「5」が返ってきます。

 

 

ランダムパスワード設定の手順

それでは下の図のように見本を作ってみました。

 

まず、パスワードに使いたい文字をセル「A2」に入力しています。もちろん文字だけでも記号を入れても、大文字・小文字が混ざっても構いません。

パスワードは基本的に全角不可ですので半角で入力し、今回は0以外の数字と大文字のアルファベットのみにして6桁のパスワードを求めます。

 

 

セル「A5」にパスワードの一文字目を求めるため、

=MID($A$2,RANDBETWEEN(1,LEN($A$2)),1)

と入力しましょう。

 

最初の関数である「MID」には先に示した「文字列,開始位置,文字数」を指定します。

 

一つ目の「文字列」は当然「A2」です。後でオートフィルするため絶対参照にしています。

 

二つ目の「開始位置」はランダムの数字を求める「RANDBETWEEN」で求めます。最小値は「1」、最大値は「A2」の文字数を指定したいので「LEN」を使っています(これも絶対参照にします)。
「A2」の文字数は35文字ですので、これによって1~35からランダムに選ばれます。

 

三つ目の「文字数」は1文字だけ欲しいので「1」にします。

 

式を入力しF列までオートフィルすると、下の図のようにランダムに文字が返ってきました。

 

以上のようにExcelでも英数字と記号の混ざったパスワードをランダムに設定することができます。

 
 


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