5G整備  約20万基の信号機をアンテナ基地局に利用

 次世代通信規格として「5G」整備が進められていますが、政府はおよそ20万基ある交通信号機をアンテナ基地局として利用すること決定しました。

 

 スマートフォンやあらゆるモノをインターネットにつなぐ「IoT」(Internet of Thingsの略)の機器が急速に普及する中、多くのアンテナ基地局が必要になることから、全国におよそ20万基ある交通信号機をアンテナの設置場所として利用しコストを抑えるとしています。また、信号機に道路状況などを感知できるセンサーを設置することで、将来的に自動運転に活用することも目指すとしています。

 

 高速・大容量の規格である「5G」。現在ある懸念が囁かれています。それは通信費の増加です。前規格「3G」から「4G」に変わった際に通信費が、個人差はありますが、上がる傾向にありました。昨今の個人のデータ使用量増加を考えると、更に上がると考えてもおかしくありません。高速回線使用の恩恵に与ると思えば仕方の無い事かもしれませんが、信号機活用などのコスト削減で可能な限り安い通信費にして頂きたいものです。