食べ物をおいしそうに撮る方法

様々なSNSの人気ジャンルといえば、赤ちゃん、ペット、そして料理の写真です。
今回は食べ物を美味しそうに撮るためのコツを紹介します。
ただし、お店で撮影する場合は周りの迷惑にならないように十分注意してください。

 

その1:すぐ撮る

当然ですが熱いものは熱いうちが、
冷たいものは冷たいうちが一番おいしそうに見えるものです。
もちろん例外はありますが基本的にはこのルールを守ることが重要です。
料理ができたらできるだけ早く撮影するように心がけましょう。

 

その2:場合によっては手を加える

「すぐ撮る」と矛盾するかもしれませんが、
そのまま撮るよりも見せ方を工夫することで劇的に見栄えが変わることもあります。
例えばラーメンであれば具に被らないように箸で麺を少し持ち上げて撮ったり、
お肉であれば赤い部分をこちらに向けて撮るなどです。

なお、最近はインスタグラムなどにアップされるのが前提の
盛り付けをしている飲食店も増えてきています。
逆説的に、写真を撮るならばこの手間はかけるべきものとみている方も多いようです。

 

その3:近づいて撮る

見る人に「食べたい!」と思わせたいときによく使われる手法です。

料理の美味しさは見た目に必ず現れているものです。
その感じを広告業界では「シズル感」と表現していますが、
鉄板にかかったソースの照りや、ジュージュー音のする鉄板などのことです。
こうした部分を見つけたら近距離から撮影してみましょう。

なお、被写体を真ん中にするより、
少しずらして撮った方が良い写真になることが多いようです。

 

その4:俯瞰で撮る

「この店に行ってみたい!」と思わせたいときは、
自分の目線の近く、あるいは真上から撮影すると効果的です。

一品だけの近距離の撮影も効果的ですが、
定食などが揃ったときの豪華な見た目を写したいときは俯瞰写真が良いでしょう。
特に真上からの撮影はよく使われる手法です。

 

そのほかレタッチ(画像の加工)も必要となります。
代表的な編集項目は、色温度と露出(明るさ)を高めに、
彩度は少し濃くするといったところで、
画像の状態によってコントラストとハイライトを調整する程度で、
元の画像と比較しながら見ていくと良いでしょう。

どの画像編集ソフトを使ってもできる編集はほぼ変わりませんので
自分にとって使いやすいものを選びましょう。

ちなみに編集ソフトの練習はデジタルカメラ講座でも扱っていますので
興味のある方はお問い合わせください。

 

これらは仕事でもプライベートでも活用できる内容ですので、ぜひ試してみてください。