次に現れるのは5000年以上先! ネオワイズ彗星

太陽系のいちばん遠くから飛んできて、3月にNASA赤外線天文衛星によって発見された「ネオワイズ彗星(Neowise:C/2020 F3)」が、太陽に最接近したあと、7月23日に地球に最接近します。

 

肉眼ではっきりと見られる大彗星は10年に一つ程度で、ネオワイズ彗星が次に観測できるのは5000年以上先とみられているそうです。

この貴重な機会にネオワイズ彗星を探してみませんか?

 

ネオワイズ彗星は、7月上旬には明け方近くに北東に見えていましたが、7月中旬以降になると夕方から夜にかけて北西の空で見ることができるので、天気が良ければ気軽に観測を楽しむことができそうです。

 

地球に最接近する7月23日以降は、徐々に光も弱く見えなくなっていくので、時期はできるだけ早めがおすすめです。

 

人気のスマホアプリSkySafari(Android/iOS)StarWalk2(Android/iOS)などで、スマホを空にかざしながらネオワイズ彗星を探したり、Comet Bookでネオワイズ彗星の軌道を見たりするのも楽しそうです。

 

市街地では、空の明るさに紛れて見えづらい可能性があるので、双眼鏡を使うと見つけやすくなるようです。