先週17日、職場に向かう途中、写真のような風景を梅田の地下街で見かけ、
その場を一旦は通り過ぎたものの、なぜかそれが気になり、元の場所に戻りました。
当然のことですが、同じ場所でも季節や時間が変われば飛び込んでくるものが変わります。
誰もが分かる当たり前のことですが、こういったことをどれだけ感じられるかということが大切なのかもしれません。
その時々で、すれ違う人々の顔ぶれは異なり、通勤途中で慌ただしく歩く会社員、騒いで笑ってはしゃぐ学生、
楽しそうに歩く子供連れの家族、あたりを見回してゆっくり歩き出す高齢者いる中に自分という人間がいて、
そうやって周囲を見てみると、地下街の喧騒の中から聞こえてくる人々の会話も様々で面白いものです。
また、暑さや寒さもその時々によって異なり、行き交う人々のファッションも季節にあわせたものになっていきます。
営業中だった店舗が休業日になると、「今日はケーキ屋の甘いにおいの勝ちだな」などと微妙なにおいの違いも感じます。
広告宣伝についても、ハロウィンのポスターがなくなり、少しの時間が見られるとクリスマスのポスターに変わっていきます。
なんとなく過ごす時間も、意識して過ごしてみると、その時々によって、違うものが広がっていることにあらためて気付かされます。
毎日同じことの繰り返しだと感じさせられるような仕事も、どこに意識を働かせるのか、
どれだけ意識するのかによって、全く違うものに感じられたり、面白さが変わってくる。
クリスマスツリーの飾り付け現場を見かけ、そんなことを考えながら会社に出勤しました…。
中嶋