実は使いどころがよくわからないキーたち
キーボードには色んなキーがあります。
キーを組み合わせて使うショートカットキーも、数限りなくありますね。
キーといえばそれなりの使い道があって存在するものだと普通思いますが、実はいまいち使い道がないキーがあるのをご存知でしょうか?
本日はそんな、よくわからないキーやショートカットキーをご紹介しようと思います。
「SysRq」キー
「SysRq」は「システム要求(System Request)」のためのキーなのですが、実はWindowsではこのコマンドを使用できません。
機種やキーボードによって配置は違いますが、一部のキーボードではファンクションキー周辺や、PrintScreen(PrtSc)キーと同じキーに割り当てられています。
キーボードによっては初めから「SysRq」が存在しないものも、最近ではあるのだとか。
「PrtSc」と同じキーに割り当てられている場合は単独で押すと「PrtSc」として機能しますが、「Alt」や「Fn」キーを押しながら押すと「SysRq」を押せることが多いようです。
ちなみに、「PrtSc」は表示している画面全体のスクリーンショットをクリップボードに保存できるキーで、例えばその後Wordなどで貼り付けボタンを押すと、画像としてスクリーンショットを貼り付けることが出来ます。
Windowsではシステム要求コマンドを使えないため「SysRq」は文字通りの機能では使われておらず、「PrtSc」のバリエーション的な機能として、アクティブウィンドウだけのスクリーンショットをクリップボードに保存する機能が設定されています。
[Alt]+[BackSpace]
office等で使える、元に戻す機能のショートカットキーです。
操作を一手戻す[Ctrl]+[Z]と全く同じ機能で、かつ[Ctrl]+[Z]の方が圧倒的に押しやすい、という常用している人がいるのか不明なキーといえます。
なにもこれを使わなくても・・・というキーとして、ある意味有名だったりもします。
[Ctrl]+[Shift]+[F12]
office製品だけでなく、ブラウザでも使える印刷機能のショートカットキー。
[Ctrl]+[P]と同じ機能で、こちらはPrintの「P」だと考えればとても覚えやすいです。
比べて[Ctrl]+[Shift]+[F12]は押すキーが増えてしまっているという、敗者感溢れる操作方法になっています。
数ある操作方法にも使い道が微妙なものもあるというのは驚きですが、「使える」パソコンの「使えない」機能と言われると、妙に好奇心が湧くのは不思議ですね^^