Windowsの「GodMode」について

Windows10で設定を行う時は「設定」をクリックします。さらに細かい設定を行う場合は「コントロールパネル」を使うことになるのですが、以前のWindowsのバージョンではこの「コントロールパネル」一つで大体の設定が出来ました。ですので、Windows歴の長い人にとっては利便性が低くなったと感じるかもしれません。

 

そこで今回紹介するのが「GodMode」です。簡単に言うと「Windowsの設定のあれこれをひとつの画面で済ませてしまう」というものです。GodModeは文字通り神モードと呼ばれるもので、電源のオプションやバックアップに復元の設定など、パソコンの設定項目をひとまとめにしたものです。Windows7から存在していた隠し機能で、あまり知られていなかったため認知度が低いものでした。本来ならスタートメニューからコントロールパネル、各項目の設定と開かなくて良いので非常に便利です。

 

使い方は簡単ですが、いくつかの手順を踏む必要があります。

まずはデスクトップで右クリックをしてコンテキストメニューから新しいフォルダを作成します。

フォルダが出来たら名前を

 

GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}

 

と入力してエンターキーを押下すると、フォルダ名が「GodMode」に変わり、アイコンも別のものとなります。これをダブルクリックして開くと約40のカテゴリーに分類した200以上の設定項目が並び、ひと目で何の設定か分かるようになります。

 

 

補足

以上の手順だと名前が消えてしまうという不具合があります。使う分には何ら支障は無いですが、名前が無いのが気持ち悪いという方は以下の手順で作成してみてください。

 

デスクトップ上で右クリック>新規作成>ショートカット
項目の場所に

 

explorer.exe shell:::{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}

 

これを入力して【次へ】

ショートカットの名前をGodMode等、好きな名前を付けて完了です。