写真から3Dモデル

近年CG技術の発達によってゲームや映像の世界では3Dにビジュアル化した表現が増え、最近ではその技術を活かして新しい試みが注目されています。

 

それは写真から3Dモデルを生成し、さまざまな角度から撮影した複数の写真をもとに距離を推定して3Dモデルを作り出すというものです。

 

たとえば、災害が起きた複数の現場の写真から被害全体を3Dでモデル化して確認したり、写真から建物を3Dモデル化して測量することなどに役立てられています。

 

この技術を利用して火災により大部分が焼失した世界遺産・首里城の写真から3Dで復元するプロジェクト「みんなの首里城デジタル復元プロジェクト」が現在進められています。

 

大量の写真からデータを作るため、多くの素材が必要になります。多ければ多いほど精密な仕上がりになるため、100万枚を目標に世界中に提供を呼びかけています。

https://www.our-shurijo.org/

 

これからもCG技術は日々進化をし続け、あらゆる分野で期待されています。

1日も早い首里城再建を願いたいです。