なぜWindows『9』を飛ばして『10』なのか?

こんにちは!

宝塚 商工会議所 パソコン教室 です!

 

2016年7月29日の無料アップグレード期限が間近に迫った「Windows 10」

その直後の8月2日には、Windows 10の公開1周年を記念した無料大型アップデート「Anniversary Update(開発コード名:Redstone 1)」が配信される予定です。

2015年11月に配信された「November Update」に続く、Windows 10で2度目の大型アップデートとなり、より使いやすくなることを期待されています。

 

そんなWindows10ですが、そもそもなぜ『10』なのかという疑問を持ったことはないでしょうか?

というのもWindows 9は存在せず、Windows 8からひとつ飛ばしでWindows 10が登場したからです。

Windows7、8、と来て、Windows『9』があったと思っている方も相当数いるのではないでしょうか?

 

Windows 8からひとつ飛ばしてWindows 10とした理由は、『新世代のWindows』であり、『あらゆるデバイスで包括的に動作する幅広いプラットフォームを表すため』、であるといいます。
Windows 8の次はWindows 9であると予想されていましたが抜本的な刷新を行ったため、あえてWindows 9を飛ばしてWindows 10となりました。

Windows 10はパソコン、スマートフォン、タブレット、テレビなど各デバイス、また4型から80型の画面サイズに対応し、さらに画面のないデバイスにも対応可能であるのが大きな特徴で、延長線上であるWindows 9ではなく、新しいWindows OSとしてWindows 10という名称が使われるに至りました。
ちなみにWindows 9は存在せず、Windows 9をお蔵入りにして新しく開発されたわけではありません。

 

そもそもWindows7はXP、Vistaの次が7だったので、なぜいきなり『7』?となった訳ですが、Windows 1.0 / Windows 2.0 / Windows 3.x / 4.x (Windows 95, Windows 98, Windows 98 Second Edition, Windows Me) / 5.x (Windows 2000, Windows XP) / 6.0 (Windows Vista) に続く7番目のメジャーリリースであることに由来しています。

厳密にいえば7ではなく『6.1』だそうですが、イメージ刷新のために7を付けたと考えられます。

7の次は8が出て、これからは番号が付けられるものだと思われていました。

 

7や8など、単に数字で番号を付けるだけではインパクトがないのでは?という見方もあるでしょう。

しかし、逆に7、8、10全てにVistaやXPみたいな名前が付いていたら、どれが新しくてどれが古いのかは分かりにくいとも言えますね。

もし10の次が出るとしたらどんな名前になるのでしょうか、楽しみに待ちましょう^^