パソコンの寿命はどれくらい?
こんにちは!
宝塚商工会議所パソコン教室 です!
え、パソコンに寿命なんてあるの!?
と驚かれた方もいるでしょうが、パソコンにも寿命は存在します。
さらに、電化製品の中でも特に『寿命が短い』製品の一つです。
ですので、油断しているとある日突然動かなくなってしまうということもあるでしょう。
そして、事前に寿命がどのくらいなのかを知っておけば、いざという時に慌てなくても済みますね。
本日のブログでは、パソコンの寿命についてお伝えします。
パソコンの寿命とは何か
まず、パソコンの寿命をどう定義するかです。
故障=寿命かと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
故障は修理さえ行えば治るものですが、寿命が来てしまった場合は治す術がないのです。
パソコンの心臓?『ハードディスク』
では、何を基準にパソコンの寿命とするのかというと、それは『ハードディスク』です。
ハードディスクは実際にパソコンを動かすOSをインストールする場所で、さまざまなソフトやデータを保存する場所でもあります。
ハードディスクが壊れると正常にOSを起動できなくなったり、頻繁にフリーズを起こしたりしてまともな作業ができなくなってしまいます。
以上のことから、パソコンにおいて1番重要なパーツといっても過言ではありません。
そして、このハードディスクは1度壊れると『修理ができない』パーツであるといわれています。
ハードディスクの寿命は5年?
なぜ修理ができないのかというと、情報を記録する際に『10ナノメーター(0,00001ミリメーター)』という極めて小さい針でハードディスクという円盤に『刻み込んでいる』からです。
何度も何度も情報を書き換えていれば、それだけすり減っていきますね。
それがやがて不具合という形で発生し、壊れます。
そして、その不具合が発生し始めるのがだいたい『5年』といわれています。
いざという時の心構え
事前にだいたいの寿命が分かっていれば、異常があったときの対処もスムーズになります。
たとえば「最近パソコンの調子が悪い」なんてことがあれば、「そういえばこのパソコンはいつ買ったっけ?」と思い返してみてください。
どういう対処を行っても修理出来ない症状というのがあり、そのときこそがパソコンの寿命なのですね。
もちろん5年経てば必ず調子が悪くなるわけではありませんので、パソコンの様子を見ながら買い替え時期を検討してみるのもいいでしょう^^