意外と知らない「Insert」キーの使い方
「Ins」または「Insert」と書かれたキーが キーボード上にありますね。
このキーの役割は実際あまり知られていませんが、知っていると思わぬトラブルに対処できるかもしれません。
本日はInsertキーについてお伝えします。
Insertキーとは?
「Insert」は、「挿入する、差し込む、挟む」という意味です。
このキーは文字入力の際、「挿入モード」と「上書きモード」を切り替えるために使用します。
名称からは押すと「挿入モード」になりそうですが、通常押さない状態で「挿入モード」になっていて、押すと「上書きモード」になります。
もう一度押すと「挿入モード」に戻ります。
「挿入モード」と「上書きモード」
「挿入モード」とは、例えば文章を打っているときのカーソルを「I」で示すと、「Iこんにちは」 の状態で「さようなら」 と入力すると、「さようならこんにちは」となりますね。
これは普通のモードです。
「上書きモード」に切り替えると、「Iこんにちは」の状態で「さようなら」と入力すると、「こんにちは」は上書きされて「さようなら」に変わってしまう入力モードです。
問題は、このことを知らずにうっかり「Insキー」を押してしまった場合です。
また、文字を打っているときに知らぬ間に手が当たってしまうこともありますね。
通常と違う「上書きモード」になってしまい、思うように入力できず、元に戻す方法が分からないという状況になってしまうと大変です。
その場合、もう一度「Insキー」を押して「挿入モード」に戻せることを、頭の片隅に置いておきましょう^^