名前の由来(スマホ編)

こんにちは!

宝塚商工会議所パソコンです!

 

140文字以内の短文を投稿できるSNSのTwitter
「tweet(さえずる)」という言葉が元になっていることは
ご存知の方も多いと思います。

 

今回は普段私達が何気なく使用しているスマートフォンに関する
名前の由来を調べてみました。

 

・スマートフォン
「Smart」は「賢い、利口」を意味し、端末が持つ多様な機能と照らし合わせて
「賢い携帯電話=スマートフォン」と呼ばれるようになったそうです。
「見た目や外観がスマートだから」ではないんですね。

 

・Android(スマートフォン)
Androidは「人造人間」を意味する単語です。
「Andro」はギリシャ語で「男性、人」
「-oid」は接尾辞で「~のようなもの、~もどき」という意味なので
「Android」を直訳すると「人間のようなもの」という意味になります。

 

開発者のアンディ・ルービン氏の「人に近しい存在になるように」という
思いから名づけられたそうです。

 

ちなみにandroidには各バージョンにコードネームがあり、
1.0・・・Astro
1.1・・・Bender
1.5・・・Cupcake (カップケーキ)
1.6・・・Donut (ドーナツ)
2.0,2.1・・・Eclair (エクレア)
2.2.x・・・Froyo (Frozen Yogurt:フローズンヨーグルト)
2.3.x・・・Gingerbread (ジンジャーブレッド) のように
アルファベット順で、1.5以降はお菓子の名前になっているそうです。

 

・Siri
ノルウェー人の女性の名前が由来だそうです。
「Siri」はノルウェー語で「勝利に導く美しい女性」という意味があります。
そういえばSiriの音声も女性ですよね。

 

・Instagram
画像共有に特化したSNS「Instagram」の由来は
「Instant Telegram」を略した造語だそうです。
Instant「即席、その場で」、Telegram「電報」を意味します。

 

・Bluetooth
Bluetoothはパソコンやスマートフォンといった端末や
キーボード、マウス、ヘッドフォンなどの周辺機器をつなぐ、
近距離無線規格のひとつです。
Bluetoothは直訳すると「青い歯」という意味になり、
とても不思議な名前をしています。

 

これは10世紀に即位していたデンマーク国王
ハーラル・ブロタン(Harald Blåtand)の名前に由来しています。
ハーラル・ブロタン王はノルウェーとデンマークを
交渉により異なる種族間を無血統合させた人物で
「Bluetooth(青歯王)」という異名があります。
Bluetoothはブロタンを英語に音訳した英語名です。

 

「異なる種族間の無血統合を実現させたブロタン王のように、
多数存在する無線通信規格を統一したい」という想いを込め、
ブロタン王の名にちなんでBluetoothと名付けられたそうです。

 

ちなみにBluetoothのロゴはハーラル・ブロタンの頭文字である
「H」と「B」を北欧ルーン文字で表したものだそうです。

 

普段私たちが何気なく使っているものも由来を調べると
色々な背景や想いが見えてきますね。